RTE-V850E/MS1-PC用Multi-Monitor-ROMの改訂履歴 Rev2.20 [1998/12/15] - AIS:T.Suzuki [修正点] ・DISPOSE命令のステップ実行が正しく動作しないため。 [要 因] ・DISPOSE命令がJUMP命令と同様に機能するコードに対してブレーク    アドレスを算出していなかった。 [対 処] ・850Emon.cのSingleStep()関数内でDISPOSE命令がJUMP命令と同様に    機能するコードに対してブレークアドレスを算出する処理を追加する。 Rev2.10 [1998/07/29] - AIS:T.Suzuki [修正点] ・MONSERVのSYSCALL,SINGLESTEP,BREAKPOINTのTRAP命令をハンドル  するため。 ・MONSERVでRemote CPUを正しく判断させるためMonitorIDをIDV850E      に変更。 [要 因] ・前回の修正がRTESERVに対してのみでMONSERVを意識していなかった。 [対 処] ・MONSERVで使用するEXCEPTION Trapをハンドルする用にする。 ・remcpu.hにIDV850Eを追加する。 Rev2.00 [1998/06/13] - AIS:T.Suzuki [修正点] ・TRAP命令により処理中のEIPC, EIPSWを保持するため。 [要 因] ・TRAP命令を利用したマルチタスク処理のデバッグが困難なため。 [対 処] ・syscallにDBTRAP命令を使用しすると共に、ExceptionHandlerを  変更した。  尚、本改修によりバージョンをV2.00に変更、また、RTE4win32は  v4.24以降を利用するものとする。 Rev1.31 [1998/05/01] - AIS:T.Suzuki [修正点] ・DoLocalSetup内でR1を破壊しているため。 [要 因] ・レジスタの待避をする前にR1を使用している。 [対 処] ・R1の内容をスタックに待避・スタックから復旧するように対処した。 Rev1.30 [1998/04/14] - AIS:T.Suzuki [修正点] ・ステップ実行の不具合回収ため。 [要 因] ・V850E/MS1で拡張された命令コードのオペコードが従来から存在する命令と  同一の物が存在していることを見落としていたために発生した。  1) ---  2) ---  3) ---  4) ---  5) ---  6) ---  7) ---  8) ---  9) --- [対 処] ・オペコードフィールドとレジスタフィールドの両方を見て判断するように対処した。 Rev1.20 [1998/01/09] [修正点] ・40MHz動作に合わせて、SFRの設定を修正。 ・新しく加わったSFRのRWCレジスタの初期化を追加。 ・内部ROMで実行時の待ち時間パラメータWaitTimeの値を、机上計算値  に修正。 ・WaitIO()を2回のI/Oサイクルから1回のI/Oサイクルに変更。この  変更に伴い、WaitTimeの値を再調整。(一旦チェックイン後に修正) ・SIMMが実装されているかどうかの検査の時、書き込み前のデータを  保存し、書き戻すように修正。(再度チェックイン後に修正) [備考] ・内部ROM用のWaitTimeの値は、将来修正の必要があり得る。 Rev1.11 [1998/01/06] [修正点] ・DIRレジスタのブレーク要因ステータスビットをユーザRunする時に  クリアするように修正。 [備考] ・出荷されていない Rev1.10 [1998/01/05] [修正点] ・SIMM関連の初期化を追加。ただし初期化するのは、SIMMが実装されて  いる時のみ。 ・UARTの制御をAuto CTS/RTS制御に変更 [備考] ・出荷されていない Rev1.01 [1997/12/27] [修正点] ・ES1.0の不具合回避のためのTrap番号の読み替えを止めた。 [備考] ・出荷されていない Rev1.00 [1997/12/20] ・初版 [備考] ・CPUがES1.0用である。