》》PARTNER−V30MZ−TP《《         株式会社マイダス・ラボ このドキュメントには、PARTNER-V30MZ-TPに関する補足説明が記述されています。 ご使用の前に必ずお読みいただくようお願いいたします。 改訂履歴 -------- Version 1.10  ENV,ROM,NC,NCDコマンドを追加しました         CPU環境設定メニューを追加しました         ヒストリ表示において不要サイクルを削除しました         FLAGSレジスタ名を使用できるようにしました         LPコマンドを削除しました         プログラムロード時のプログレス機能を追加しました         プログラムロード時に自動的にシステムコールをOFFする         機能を追加しました         トレース終了時にヒストリを表示するようにしました Version 1.00  初版 使用する「RTE for WIN32」のバージョン -------------------------------------  バージョンVer4.33以上をご使用下さい。  「RTE for WIN32」の最新バージョンは、以下のサイトよりダウンロードできます。  ftp://caravan.net/midas/Program/rte4win_32/ WindowsNTでのインストールについて ------------------------------------------ WindowsNTにPARTNER-V30MZ-TPをインストールすると、環境設定プログラムへの ショートカットは個人用プログラムグループに作成され、共通プログラムグループ には作成されません。 そのため、他のユーザーがインストールした場合には、RPTSETUP.EXEへのショート カットがスタートメニューで見ることができません。このような場合は、カレント ディレクトリをRPTSETUP.EXEがインストールされているディレクトリに移動し、上 記のように起動パラメータ"/V30T"を指定してRPTSETUP.EXEを起動してください。 このように起動した後、プロジェクトの登録を行う時に存在しないプログラムグルー プを登録先として指定すると、その新しいプログラムグループにRTESETUP.EXE起動 用のショートカットが同時に作成されます。 また、RPTSETUP.EXEで"開く"を行った場合、通常は前回開いていたプロジェクト のディレクトリがカレントディレクトリとなります。しかし、他のユーザがインス トールしたRPTSETUP.EXEを使用する場合、カレントディレクトリは必ずRPTSETUP.EXE を起動したディレクトリになります。 このような場合、プロジェクトを登録して その登録したショートカットからPARTNERを起動するようにすると便利です。 環境設定プログラム RPTSETUP.EXE の起動について ---------------------------------------------- RPTSETUP.EXE起動時には、必ず "/V30T"の起動パラメータを指定してください。 インストール時に作成されるRPTSETUP.EXEへのショートカットは、この起動パラ メータを指定しています。 また、あらかじめプロジェクトファイル(*.KPJ)を指定して起動することもできま す。この時は、プロジェクトファイルはパス名を付けて指定してください。 例: >RPTSETUP /V30T C:\PROJECT\TEST1\PRTV30T.KPJ SYSC(システムコールの制御)コマンドについて ------------------------------------------ 1)この機能は暫定対応の機能です。   システムコール機能がONのときは、プログラムがブレーク(強制ブレーク、   ブレークポイント等)するまでは他のコマンドを実行することはできません。   コマンドウィンドウへの文字列入力、強制ブレーク以外の操作を行った場合の   動作の保証はしていません。 2)システムコール機能がONのとき、ウィンドウのフォーカス(アクティブな   ウィンドウ)を変更した場合は、プログラムを強制ブレークします。   システムコール機能を使用する場合は、あらかじめウィンドウのフォーカスを   コマンドウィンドウに移しておいてください。 3)プログラムをロードした場合は、システムコール機能は自動的にOFFになり   ます。ただし、再ロードの場合は現在の機能状態を保持します。 フラグレジスタ名について ------------------------  バージョンが1.10以降では、Rコマンドにてフラグレジスタ名としてFLAGSを使用できます。  また、疑似変数名として、_FLAGSを使用することができます。 エラーメッセージについて ------------------------ ”モニタプログラムが正しく実行できません”   これは、CPUへのレディ信号がアクティブにならない場合に発生します。   通常、そのような状態になるメモリ、I/Oアドレスへのアクセスで発生します。   パートナーは、エラーが発生した時点で各ウィンドウの処理を中断します。   この場合は、RESETコマンドでCPUをリセットし、各ウィンドウ内のアドレスを   変更してください。レジスタウィンドウでは、メモリ表示を解除してください。   ヒストリウィンドウでは、トレース出力中にそのようなアドレスがあるため、同じ   トレース条件でリアルタイムトレースを行うと同様にエラーが発生しますので、   リアルタイムトレースの設定を変えてください。   このような領域へのアクセスは、ENVコマンドまたは、CPU環境設定メニューによって   強制レディモードを設定することで対応することもできます。   ただし、このモードの時は、レディ信号がアクティブにならない状態が発生した場合、   ウィンドウの表示が非常に遅くなることがあります。 LPコマンドの削除 ------------------  バージョンが1.10以降ではLP(プログラムのロード)コマンドは使用できなくなりました。  通常のLコマンドを使用してください。 Microsoft, MS, MS-DOS, Windows, Windows NT は米国マイクロソフト社の商標です。 その他、会社名,製品名は各社の登録商標ならびに商標です。