●RTE4W32(32Bit版)修正履歴 注意事項:  ●Windows XPの高速ユーザ切り替え機能はサポートしていません。したがって、   同時に複数のユーザでRte for WIN32を使用しないで下さい。  ●Vr4181A-TPにおいて、sfrコマンドはベースアドレスが0xbfa00000だとしてI/O   レジスタをアクセスします。  ●Ver5.03より前のRte for WIN32が既にインストールされている場合、一旦古い   バージョンのRte for WIN32をアンインストールしてから、Ver5.03以降をイン   ストールしてください。   特にβバージョンをお使いになった事のある方は、必ず古いバージョンをアン   インストールしてください。   なお、古いバージョンをアンインストールする場合は、ISAインターフェースの   アドレス設定や、LANBOXのIPアドレス等の設定をメモしてからアンインストール   する事をお薦めします。 8.01.00 2012/09/24 ★新規プロダクト/サポート ・E2N3-SPL(MultiCore)に対応しました。E2N3-SPLのライセンス が必要です。 ・G3M-SPLをサポートしました。E2N3-SPLのライセンスが必要で す。 ●機能追加/変更 ・V850E2/MN4-TPにおいて、sfrコマンドをV1.13aのデバイス・ ファイルに基づいて変更しました。 ・V850E2/ML4-TPにおいて、sfrコマンドをV1.13aのデバイス・ ファイルに基づいて変更しました。 ・V850E2R/0134-TP/GTにおいて、CPUのES4.0に対応しました。 8.00.00 2011/06/06 ★新規プロダクト/サポート ・Windows 7に対応しました。『RTE for WIN32 インストール・  マニュアル』のRev.7.0以降を参照して下さい。 ・V850E2/ML4-TPをサポートしました。V850E2/ML4-TPのライセン  スが必要です。 ・E2N3-SPLをサポートしました。E2N3-SPLのライセンスが必要で  す。 ●機能追加/変更 ・V850E2/MN4-TPにおいて、sfrコマンドをV1.10aのデバイス  ファイルに基づいて変更しました。 7.05.00 2010/06/24 ★新規サポート ・V850E2/MN4-TPをサポートしました。V850E2/MN4-TPのライセン  スが必要です。 ・V850E2R/0134-GT(SingleCore) ,V850E2R/0134-GT(SingleCore/  SlaveMode)をサポートしました。 ●機能追加/変更 ・V850E/3410-GT(IE,NWire)とV850E/3410-GT(TP,NWire)の  GigaTrace機能において次の変更を行ないました。   1)4GByteメモリに対応しました。   2)トレース・データのサンプル・タイミングの修正を行ない    ました。   3)TRCCE信号を常にLowドライブするように変更しました。 ・V850E2R/0134-TPにおいて、etkenvコマンドにtraceパラメータ  を追加しました。これにより、SlaveMode時にICE側でトレース  を使用するように設定できます。 ・V850E2R/0134-TPのスレーブ・モードにおいて、Run中のメモリ  参照は、内蔵ROM領域のみ許可し、それ以外の領域はエラーに  なるように変更しました。また、rte4w32がキャッシュしてい  ない範囲のデータは0xffを返すように変更しました。 ・EP3-TPにおいて、Multiデバッガに対して返すCPU-IDをV850E2R  からV850E2V3に変更しました。V5.1.7以上のMultiを使用して  ください。 ・V850E2R系プロダクトの逆アセンブラにおいて、V850E2v3アー  キテクチャのclass3の命令に対応しました(下記命令のサポー  ト)。   LD.B/BU/H/HU/WのフォーマットXIV   ST.B/H/WのフォーマットXIV ・V850E2R/0134-TP,EP3-TPにおいて、ハードウェア・ブレークポ  イント機能が次のように変更されました。  −ROM領域へのブレークポイントについて V850E2R/0134は、内蔵ROM領域にのみTuningRAMによるソフト ウェア・ブレークポイントを使用します。 EP3では、すべてのROM領域でEXTBRK機能によるソフトウェア・ ブレークポイントを使用します。  −BPHコマンドは使用できなくなりました。  −ABPnコマンドのステータス条件にexecは使用できなくなりま   した。  −ABPコマンドのシーケンシャル条件は使用できなくなりました。  −MULTIデバッガでのROM領域へのブレークポイント設定 V850E2R/0134では、内蔵ROM領域へはTuningRAMにより最低32 ポイントの設定ができます。内蔵ROM領域以外のROM領域はブ レークポイントを設定できません。 EP3では、すべてのROM領域にEXTBRK機能によ8ポイント設定 できます。 ●不具合修正 ・V850E2R/0134-TPにおいて、次の2点の逆アセンブルの修正を行  ないました。   1)バンク共通以外のシステムレジスタをsr0〜sr27で表示する    ように修正しました。   2)sld.b,sst.b,sld.w,sst.w 命令のディスプレースメント値    の誤りを修正しました。 ・V850E2およびV850E2R系プロダクト(V850E2/ME3, NA85E2,  V850E2R/0134)の逆アセンブラにおいて、ld.bu命令のディス  プレイスメントの最下位ビットを誤って表示する場合があった  不具合を修正しました。 ・V850E/E1/E2/E2R系プロダクトの逆アセンブラにおいて、16Bit/  23Bitディスプレースメントが符号拡張して表示されていなかっ  た不具合を修正しました。  また、not1命令とclr1命令を逆に表示していた不具合を修正し  ました。 ・V850E2R/0134-TP/GPにおいて、同時ブレーク機能を有効に設定  している時に、片側のコアでStep実行した時、もう片側のコアが  ブレークしてしまう不具合を修正しました。 7.04.00 2009/12/24 ★新規サポート ・EP3-TPをサポートしました。EP3-TPのライセンスが必要です。 ・V850E/Ix4-TPをサポートしました。V850E/Ix4-TPのライセンス  が必要です。 ●不具合修正 ・V850E/Ix4-TP ,V850E/MA3-TP ,V850E/PH3-TP ,V850E/Pxxx-TP ,  V850E/3444-TP ,V850E/3137-TP ,V850E/3410-TP ,V850E/3429-TP ,  V850ES/SJ2-TP ,V850E/3410-IE ,V850E/3429-IEにおいて、内蔵  ROM領域とそれ以外の領域の両方にソフトウェアBPが設定した場  合に、内蔵ROM領域のBPが正常に設定できない不具合を修正しま  した。 ・V850E2R/0134-TP,HB001-SPL,HB002-SPL,PMN001-SPL,UC001-SPLに  おいて、JTAGの接続が1回目で接続がエラーになった場合、リト  ライ時にRESET出力がアクティブになりっぱなしになり、接続でき  なくなっていた不具合を修正しました。 ・V850E2R/0134-TP,HB001-SPL,HB002-SPL,PMN001-SPL,UC001-SPLに  おいて、JTAGクロックがCPUクロックに対して相対的に高い場合、  メモリの書き込みが正常に行なえないことがあった不具合を修正  しました。 ・V850E1/E2系において、逆アセンブラの表示でjmp系の16Bitディス  プレースメントによる相対jmpのjmp先アドレスの表示を間違えて  いたのを修正しました。 ・NB85E/V850E1/V850E2/V850E2R/V850E2M系において、ソフトウェア  BPが設定されているアドレス、およびその+1のアドレスを1Byte  アクセス・サイズで1Byteレングスで読み出した場合に、ブレーク  コードが読み出せていた不具合を修正しました。 ・UHS-Nwireケーブル、およびUHS-ETMケーブルを使用した場合、もし  くはV850E2R/0134-TPにおいて、トレースの表示を行った時に、ト  レース・バッファ終了近くでタイムタグが表示されなくなる不具合  を修正しました。 ・V850E/3429-TPにおいて、sfr/sfr2コマンドで表示されるレジスタ  がV850E/3410のレジスタになっていた不具合を修正しました。 7.02.04 2008/03/06 ●不具合修正 ・V850E2R/0134-TP ,PMN001-SPLにおいて、トレース解析で相対JMPが  正しく解析できなかった場合があった不具合を修正しました。  また、逆アセンブラ表示でsst.w命令のオペランドのソースとディ  スティネーションが逆に表示されていた不具合を修正しました。 7.02.03 2009/02/26 ●不具合修正 ・V850E2R/0134-TP ,PMN001-SPLにおいて、MPU設定バンクとMPU違反  バンクのレジスタの参照/設定が正常に出来なかった不具合を  修正しました。この不具合はVer.7.01.Beta19以降もしくは  Ver.7.01.00以降で発生していました。 ・Vr4155-TPにおいて、CP0のステータス・レジスタの設定をデバッガ  から行なうと、FRビットが必ず0に設定されていた不具合を修正し  ました。 7.02.02 2009/02/04 ★新規サポート ・V850E2R/0134-TPにおいて、ES3.0のCPUに対応しました。 7.02.01 2009/01/29 ●不具合修正 ・PMN001-SPLにおいて、命令バッファに対応しました。 7.02.00 2009/01/23 ●不具合修正 ・RTE-2000H-TPにおいて、JTAGプローブとしてPB-JTAG-N-A36もしくは  PB-NEXUS-N50を使用している場合に、実行制御やレジスタ・アクセス  機能などが不安定になる場合があった不具合を修正しました。 ・V850E2R/0134-TP ,PMN001-SPLにおいて、ソフトウェア・ブレーク・  ポイントでブレークした時のトレース結果で、ブレーク・ポイントの  命令が常にNOPで表示されていた不具合を修正しました。 7.01.00 2008/12/23 ★新規プロダクト β版でサポートしていた下記のプロダクトを正式にサポートしました。  ・V850E2R/0134-TP   V850E2R/0134-TPはライセンスが必要です。   V850E2R/0134-TP(MultiCore)はICEのみ使用する場合に、   V850E2R/0134-TP(MltiCore/SlaveMode)は外部のRAMモニタ・ツールと   組み合わせて使用する場合に選択します。  ・PMN001-SPL   PMN001-SPLはライセンスが必要です。 ●不具合修正 ・RTE-2000-TPにおいて、Check RTE2で『確認』ボタンをクリックした時に  稀に『RTE-2000HのSROMが書かれていません』エラーが発生する不具合を  修正しました。 ・V850E/PG2-IE ,V850E/PS2-IE ,V850E/CS1-IE ,V850E/CW1-IE ,  Phoenix_F-IE ,V850E/MA3-IEにおいて、トレース・キャッシュが有効の  時に、内蔵ROM領域に対してfillを行なうと、キャッシュのみ更新され  実メモリに書き込まれなかった不具合を修正しました。 7.00.00 2007/08/20 ★新規プロダクト/サポート ・Windows Vistaに対応しました。『RTE for WIN32 インストール・マニュ  アル』のRev.6.0以降を参照して下さい。 ・Vr4155-TPを暫定サポートしました。Vr4155-TPはライセンスが必要です。 ●不具合修正 ・Vr4122-TP ,Vr4131-TP ,Vr4133-TP ,Vr4181-TPにおいて、tlbコマンドで  現在のINDEXレジスタが示すTLBの内容が正常に変更できなかった不具合を  修正しました。 ・NA85E2-TP ,V850E2/ME3-TPにおいて、NECEL社製デバッガID850QBにおいて、  『カーソル位置まで実行』を行なった後、もしくはハードウェア・ブレー  ク・ポイントでブレークした後に、『リターン実行』もしくは『カーソル  位置まで実行』を行った時に期待アドレスでブレークしない不具合を修正  しました。 6.01.01 2007/05/07 ●機能追加/変更 ・NECEL社製デバッガID850QBのVer3.40に対応しました。 6.01.00 2007/02/08 ★新規プロダクト/サポート ・V850E/Pxxx-TPをサポートしました。V850E/Pxxx-TPはライセンスが必要です。 ・V850E/Pxxx-NBDをサポートしました。V850E/Pxxx-NBDはライセンスが必要です。 ・V850E/3444-TPをサポートしました。V850E/3444-TPはライセンスが必要です。 ●機能追加/変更 ・一部のプロダクトにおいて、NECEL社製デバッガID850QBに対応しました。 ・V850E/PG2-IEにおいて、sfr/sfr2コマンドの内容を、最新のデバイス・ファイル  (V1.00)に基づいた内容に修正しました。 ・V850E/MA3-TPにおいて、内蔵FlashROMの書き込み用CPU入力周波数の設定の初期値  を20MHzから8MHzに変更しました。 ・V850E/PS2-NBD ,V850E/PG2-NBD ,V850E/GP1-NBD ,V850E/xxx-NBDにおいて、  RAMモニタの設定でSFR領域を指定できるように変更しました。 ・ARM系-TP ,V850E/xxx-TP ,NA85E2-TP ,V850E2/ME3-TPにおいて、tenvコマンドに  sizeパラメータを追加しました(*1)。 ・NB85E-TP ,NU85E-TP ,V850E/ME2-TP ,AS85EP2-TP ,Vr5432-TP ,Vr5500-TP ,  Vr7701-TPにおいて、tronコマンドにsizeパラメータを追加しました(*1)。 *1:sizeパラメータは、RTE-2000H-TPにおいて、使用するトレース・バッファの   容量を搭載メモリ容量より小さくしたい場合に使用します。 ●不具合修正 ・AS85EP2-TPにおいて、内蔵命令RAMをレングス0でアクセスした後、内蔵命令RAM  以外の領域をアクセスした場合、内蔵命令RAMの読み出し/書き込みモードが  ユーザのモードに戻らなかった不具合を修正しました。 ・ARM系-TPにおいて、tenvコマンドでpack1/3の設定が表示されなかった不具合を  修正しました。 6.00.02 2006/03/02 ●不具合修正 ・ライセンス・エラー発生時に未定義エラーが表示される不具合を修正しま した。 ・UHS-NWIRE/ETMケーブルのJTAG回路のタイミングを改善しました。 6.00.01 2006/01/26 ●不具合修正 ・一部のID(MACID)でライセンス・エラーが発生する不具合を修正しました。 6.00.00 2006/01/23 ★新規プロダクト/サポート ・RTE-2000H-TPを下記のプロダクトでサポートしました。 AS85EP2-TP, NA85E2-TP, NB85E-TP, NU85E-TP, V850E/3137-TP, V850E/3410-TP, V850E/3429-TP, V850E/MA3-TP, V850E/ME2-TP, V850E/PH3-TP, V850E/xxx-TP, V850E2/ME3-TP, V850ES/SJ2-TP, VR5432-TP, VR5464-TP, VR5500-TP, VR7701-TP, ARM922T-TP, ARM926EJS-TP, ARM946ES-TP, MP211-TP, OMAP_ARM-TP, OMAP161x_ARM-TP, ARM1136JFS-TP, OMAP24xx_ARM11-TP V850E/063-IE, V850E/065-IE, V850E/3410-IE, V850E/3429-IE, V850E/MA3-IE, V850E/PG2-IE RTE-2000H-TPにおいて-TP系を使用する場合は固有のライセンスが必要です。 RTE-2000H-TPのサポートに伴い、tdata_dlyコマンドを追加しました。 また、envコマンドのjtagクロック周波数設定コマンドのフォーマット が変更されました。 ・V850ES/SJ2-TPをサポートしました。V850ES/SJ2-TPはライセンスが必要です。 ・V850E/GP8-IEをサポートしました。 ・V850E/PH3-TPをサポートしました。V850E/PH3-TPはライセンスが必要です。 ・V850E/PH3-NBDをサポートしました。V850E/PH3-NBDはライセンスが必要です。 ・V850E/3448-IEをサポートしました。 ●機能追加/変更 ・V850E/MA3-IE,V850E/3410-IE,V850E/3429-IE,NA85E2-TP,V850E2/ME3-TPに おいて、stpenvコマンドを追加しました。 ・NA85E2-TPにおいて、E2SSコアをサポートしました。 ・V850E/MA3-TPにおいて、ifromenvコマンドのwriteパラメータの初期値が、 『自動書き込み無効』から『自動書き込み有効』に変更しました。 ●不具合修正 ・以下に示すV850E系-TP/IEにおいて、DI命令をシングル・ステップした際に ステップ終了後にPSWレジスタの状態が割り込み禁止状態になっていなかった 不具合を修正しました。 V850E/MA3-TP ,V850E/MA3-IE ,V850E/3410-IE ,V850E/3410-TP , V850E/3429-IE ,V850E/3429-TP ,NA85E2-TP ,V850E2/ME3-TP , NB85E-TP ,NU85E-TP ,V850E/ME2-TP ,AS85EP2-TP , V850E/xxx-TP ,Phoenix_F-IE ,V850E/063-IE ,V850E/065-IE , V850E/PG2-IE ,V850E/GP1-IE ,V850E/GP2-IE ,V850E/xxx-IE , V850E/yyy-IE ,V850E/zzz-IE 5.13.00 2005/05/20  ★新規プロダクト/サポート ・V850E2/ME3-CBをサポートしました。 ・V850E2/ME3-TPをサポートしました。V850E2/ME3-TPはライセンスが必要  です。 ・V850E/3429-IEをサポートしました。 ・V850E/3429-TPをサポートしました。V850E/3429-TPにはライセンスが必  要です。 ・V850E/3429-NBDをサポートしました。V850E/3429-NBDにはライセンスが  必要です。 ・MP211-TPをサポートしました。MP211-TPはライセンスが必要です。 ・ARM926EJS-TPをサポートしました。ARM926EJS-TPはライセンスが必要で  す。 ・ARM1136JFS-TPをサポートしました。ARM1136JFS-TPはライセンスが必要  です。 ・OMAP24xx_ARM11-TPをサポートしました。OMAP24xx_ARM11-TPはライセン  スが必要です。 ・ARM9/11系-TPにおいて、BIF-D03に対応しました。  ●機能追加/変更 ・V850E/3410-IE/TPにおいて、timeコマンドを追加しました。 ・V850E/3410-IE/TPにおいて、ES2.0とES3.0のCPUに対応しました。 ・V850E/3410-TPにおいて、量産CPUに対応しました。 ・V850E/3410-NBDにおいて、tblockコマンドを追加しました。 ・V850E/3410-NBDにおいて、ES2.0のCPUに対応しました。 ・V850E/PG2-IEにおいて、sfr/sfr2コマンドの内容を、デバイスファイル  のV1.00eに基づいた内容に入れ替えました。 ・V850E/PG2-IE ,V850E/063-IE ,V850E/065-IEにおいて、accenvコマンド  を追加しました。 ・V850E/065-IEにおいて、sfr/sfr2コマンドの内容を、デバイスファイル  のV1.00dに基づいた内容に入れ替えました。 ・Vr5500-TPにおいて、envコマンドにtclkdivパラメータを追加しました。  ただし、このパラメータはCPUがVr5500Aの時のみtclkdiv1以外を設定す  る事が出来ます。 ・ARM9系-TPにおいて、JTAG経由の動作速度の改善を行いました。操作にも  よりますが従来の2倍前後高速になりました。例えば、ユーザ・メモリへ  のダウンロードで約2倍、ユーザ・メモリからのアップロードで約3倍高  速になりました。 ・ARM9系-TPにおいて、Run中にCPUのJTAG回路の電源が一時的に切られた場  合でも、その後の強制ブレークで正常にブレークできるように修正しま  した。 ・ARM9系-TPにおいて、armoptコマンドにbrkrqパラメータを追加しました。 ・ARM926EJS-TP,OMAP161x_ARM9-TP,MP211-TPにおいて、GreenHills社の  Multiデバッガを使用した場合に、CP15の参照/変更に対応しました。 ・ARM9/11系-TPにおいて、init/resetシーケンスを見直しました。これに  より、ARM926のようにリセット時にCPUがユーザ・プログラムを実行して  しまうCPUにおいて、ユーザ・プログラムを実行する時間が短くなりまし  た。 ・ARM11系-TPにおいて、hsdownloadコマンドを追加しました。 ・OMAP24xx_ARM11-TPにおいて、armoptコマンドにkeepclock/keeppowerパ  ラメータを追加しました。  ●不具合修正 ・V850E/xxx-NBD ,V850E/3410-NBDにおいて、"tcopy /all"を発行したとき  に0x0〜0xffff番地に割り付いたチューニングRAMしかコピーされていな  かった不具合を修正しました。 5.12.01 2004/07/26  ★新規プロダクト/サポート ・V850E/PG2-IEをサポートしました。 ・V850E/PG2-NBDをサポートしました。V850E/PG2-NBDはライセンスが必要  です。 ・AS85EP2-TPをサポートしました。AS85EP2-TPはライセンスが必要です。  ●機能追加/変更 ・ARM系-TPにおいて、高速ETMケーブルをサポートしました。  ●不具合修正 ・OMAP_ARM-TPを除くARM系-TPにおいて、アクセス・ブレーク・ポイント  (abp)とソフトウェア・ブレーク・ポイントと同時に設定した場合、ユー  ザ・プログラムを暴走させてしまう場合があった不具合を修正しました。 ・ARM系-TPにおいて、armoptコマンドでresetrecoveryを有効に設定した  場合に、SRST-発生後CPUからエミュレーション・メモリに正常にアクセ  スできなくなる場合があった不具合を修正しました。 ・ARM922T-TPにおいて、ブレーク直前のトレース結果に不要なサイクルが  入っていた不具合を修正しました。 5.11.01 2004/01/27  ●不具合修正 ・ARM系-TPにおいて、BIF-Dxxと共に使用した時、resetコマンドを発行す  るとエミュレーション・メモリの割り付け状態が変わってしまう場合が  ある不具合を修正しました。 5.11.00 2004/01/10  ★注意事項 ・Ver.5.11以降のrte4w32でLAN-I/Fを用いる場合は、Parnterデバッガの  Ver.3.30以上を使用してください。  ★新規プロダクト/サポート ・RTE-2000-TPのLAN/USB I/Fに対応しました。 ・V850E/xxx-TPをサポートしました。V850E/xxx-TPはライセンスが必要です。 ・OMAP161x_ARM9-TPをサポートしました。OMAP161x_ARM9-TPはライセンス  が必要です。 ・Phoenix_F-IEをサポートしました。 ・BIF-Dxxアダプタ・ボードをサポートしました。  ●機能追加/変更 ・ARM9系-TPにおいて、RTE-2000-TP背面のDIPSW1-4でRTCLKの有効/無効が  制御できるのは、ARM946ES-TPとOMAP161x_ARM9-TPのみになりました。  これら以外のARM9系-TPでは、DIPSW1-4の設定に関わらず、RTCLKは無効  になります。  また、OMAP161x_ARM9対応の一環としてarmoptコマンドを追加しました。 ・NA85E2-TPにおいて、envコマンドにiqueue,dc_size,dc_wayの各パラメータ  を追加しました。  また、使用制限のあった下記のコマンドやパラメータを削除しました。 コマンド名 | 削除されたパラメータ -----------+--------------------- abp | and env | nmi2 sswon/off | td{1..8} ,evep ,ever tron | td{1..8} td{1..8} | コマンドそのもの ・-TP系において、romコマンドの割り付け仕様が変更になりました。従来の  仕様と上位互換性を維持しているため、設定の変更の必要はありません。 ・V850E/MA3-IE/TPにおいて、ブレーク中に内蔵ROM空間にアクセスする時に  WAIT端子をマスクするようにしました。  ●不具合修正 ・V850E/MA3-IE ,NA85E2-TPにおいて、JMP-Self命令のトレースが正しく表示  できなかった不具合を修正しました。 ・Vr4131-TP ,Vr4181A-TP ,Vr4133-TP ,Vr5432-TP ,Vr5500-TP ,  MIPS32_4Kc-TPにおいて、下記の条件が全て成り立つ時、FlashROMへの  書き込みが正常に出来なかった不具合を修正しました。   ・CPUがBigエンディアン   ・FlashROMがAMDタイプ   ・データ・バス幅が8Bitもしくは16Bit ・NB85E-TP,NU85E-TP,V850E/ME2-TP,Vr5500-TP,ARM946ES-TP,OMAP_ARM-TP,  ARM922T-TPにおいて、Delayモードでトレースした場合にBusTraceが表示され  ない不具合を修正しました。 5.10.02 2003/06/12  ●機能追加 ・NA85E2-TPにおいて、WriteBackキャッシュに対応しました。  ●不具合修正 ・V850E/MA3-IEにおいて、DMAAK信号に関する修正を行ないました。 5.10.01 2003/06/06  ●不具合修正 ・V850E/MA3-IEにおいて、DMA転送終了割り込みが適正に発生しなかった不  具合を修正しました。 5.10.00 2003/06/04  ★新規プロダクト/サポート ・ARM922T-TPをサポートしました。 ・Vr5500-TPにおいて、Vr5500Aに対応しました。 ・Vr4133-TPにおいて、1.2次品のCPUをサポートしました。  ●機能追加/変更 ・V850E/MA3-TPにおいて、ROMコレクション機能を利用したブレーク・ポイ  ント機能を追加しました。これにより、内蔵ROM領域に最大6ポイントの  ブレーク・ポイントを張ることが可能になりました。  また、内蔵FlashROM書き込みサポートのために、ifromfreq,ifromwrite,  ifromverifyの各コマンドを新設しました。 ・NB85E-TP,NU85E-TP,V850E/ME2-TPにおいて、eva/eve/evt/seqコマンドを  追加しました。 ・V850E/ME2-TPにおいて、sfrコマンドをデバイス・ファイルのV1.10に基  づいた内容に変更しました。  また、resetのマスクの設定のデフォルトがマスクするに変更しました。  これは、CPUの不具合を回避するためです。 ・Vr4133-TPにおいて、sfrコマンドのレジスタの定義を変更しました。 ・Vr5432-TP,Vr5500-TP,Vr4122-TP,Vr4131-TP,Vr4133-TP,Vr4181A-TPにお  いて、Intel系のフラッシュROMのサポートを追加しました。 ・OMAP_ARM-TPにおいて、work_addrコマンドを追加しました。 ・ARM946ES-TPにおいて、ソフトウェアBPのコードを変更しました。これに  よりARM/Thumbの両モードでソフトウェアBPを張っても、ハードウェアBP  を1ポイント使用できるようになりました。 ・ARM946ES-TP,OMAP_ARM-TPにおいて、ソフトウェアBPを設定してもアクセ  スBPの設定が可能になりました。また、ハードウェアBP1ポイントとア  クセスBP1ポイントという組み合わせでも設定できるようになりました。  ●不具合修正 ・V850E/MA3-IEおよびNA85E2-TPにおいて、トレースのタイムタグを差分表  示した場合に、データ・トレースのタイムタグ情報が適正に表示されな  かった不具合を修正しました。 ・NB85E-TP ,NU85E-TP ,V850E/ME2-TP ,V850E/GP1/2-IE ,V850E/xxx-IE ,  V850E/yyy-IE ,V850E/zzz-IE ,V850E/MA3-IEにおいて、abpをexecで設定  した場合にブレークしない場合があった不具合を修正しました。 ・V850E/GP1/2-IE ,V850E/xxx-IE ,V850E/yyy-IE ,V850E/zzz-IEにおいて、  内蔵ROM領域にabpを設定した場合にアドレスのマスク条件が正常に機能  しなかった不具合を修正しました。 ・Vr4122-TP,Vr4131-TP,Vr4133-TP,Vr4181A-TPにおいて、RTE-1000-TP使用  時に64Bitモードを指定すると、『RTEファイルが見つかりません』と  いうエラーが発生していた不具合を修正しました。 ・ARM946ES-TP,OMAP_ARM-TPにおいて、cpsrレジスタの内容と他のレジスタ  の内容を転送する命令をステップした場合に、正常に動作しない場合が  あった不具合を修正しました。 ・OMAP_ARM-TPにおいて、ThumbモードのソフトウェアBPが4n+0番地に正常  に設定出来なかった不具合を修正しました。 ・OMAP_ARM-TPにおいて、データトレースの表示内容が適正でない不具合が  ありました。より適正に表示されるように修正しました。 ・FlashROMの書き込み機能において、Intel系が指定されている時に、ROM  のバス幅よりCPUバス幅が広い場合、正常に書き込めない場合があった不  具合を修正しました。 5.09.01 2003/03/18  ●不具合修正 ・RTE-2000-TPにおいて、rom[1..4]コマンドでバス幅に32Bitないし64Bitを  指定した時に、正しく設定されなかった不具合を修正しました。  ●V850E/MA3-IE/TP ・V850E/MA3-IE/TPにおいて、sfrコマンドのレジスタの一部が削除されまし  た。 5.09.00 2003/03/11  ★新規プロダクト ・V850E/MA3-IEをサポートしました。 ・V850E/ME2-CBをサポートしました。 ・Vr4133-TPをサポートしました(暫定対応)。Vr4133-TPはライセンスが必  要です。 ・E2DP1-NBDをサポートしました。  ●機能追加 ・NA85E2-TPにおいて、高速N-Wireケーブル(RTE-NEC/MICTOR38-2K-2)に対応  しました。 ・V850E/ME2-TPにおいて、高速N-Wireケーブル(RTE-NEC/MICTOR38-2K-2)に対  応しました。 ・ARM946ES-TPおよびOMAP_ARM-TPにおいて、ETM関連の文字列コマンドを追加  しました。 ・Vr4131-TPにおいて、ES2.2のCPUIDに対応しました。  ●不具合修正 ・NA85E2-TPにおいて、td1〜td8コマンドの表示が正常に行えなかった不具合  を修正しました。 ・ARM946ES-TPおよびOMAP_ARM-TPにおいて、AMD系のFlashROMの書き込みが正  常に行なえなかった不具合を修正しました。 ・RTE-2000-TPにおいて、nromコマンドが領域の設定を誤る場合がありました。  この不具合を修正しました。 ・Partnerにおいて、トレース表示でBusTraceを表示させた時にロックする場  合があった不具合を修正しました。 5.08.00 2002/11/20 ・ARM946ES-TPおよびOMAP_ARM-TPにおいて、デバッガとしてMultiを使用した  時、cpsrレジスタおよびr8_usr〜r14_usrレジスタが正常に表示されない  不具合を修正しました。 ・NB85E-TP ,NU85E-TP ,V850E/xxx-IE ,NA85E2-TP ,V850E/MA3-TPにおいて、  reti命令のシングル・ステップが正常に動作しないことがあった不具合を  修正しました。 5.07.00 2002/11/18  ★新規プロダクト ・V850E/ME2-TPをサポートしました。V850E/ME2-TPはライセンスが必要で  す。  内蔵命令RAMのモードの設定がどのようになっていても、内蔵命令RAM領域  へのデバッガからの書き込み/読み出しは、内蔵命令RAMに対して行われま  す。デバッガからリセットした場合のPCレジスタの初期値を100000Hにして  います。  PCレジスタの値が指し示すアドレスが内蔵命令RAMで、その内蔵命令RAMが  書き込みモードになっている場合、そのアドレスから実行しようとすると  エラーになります。 ・NA85E2-TPをサポートしました。NA85E2-TPはライセンスが必要です。 ・V850E/MA3-TPをサポートしました。V850E/MA3-TPはライセンスが必要です。  これに伴い、ChkRte2に『オプション』ボタンを追加しました。 ・Vr7701-TPをサポートしました。Vr7701-TPはライセンスが必要です。 ・OMAP_ARM-TPをサポートしました。OMAP_ARM-TPはライセンスが必要です。 ・V850E/GP1-IEおよびV850E/GP2-IEをサポートしました。 ・V850E/GP1-NBDをサポートしました。V850E/GP1-NBDはライセンスが必要で  す。 ・Vr系-TPシリーズにおいて、64Bitレジスタ・モードをサポートしました。  デバッガとしてGreenHills社のMultiを使用し、プログラムで64Bitレジス  タを使用する場合は、64Bitモードを指定してください。  ●機能追加 ・GreenHills社のMulti2000(Multi Rel6)に対応しました。  Multiは、ポイント・リリースのpr0805とpr0809が適用されたRel6.5.2aか  それ以降のバージョンを使用してください。 ・NB85E-TP,NU85E-TPにおいて、Intel系のフラッシュROMのサポートを追加  しました。  ●機能変更 ・Vr5500-TPにおいて、Multi用のCPUIDをVr5400からVr5500に変更しました。 ・Vr4122-TP,Vr4131-TP,Vr4181A-TPにおいて、UARTユニットのLCR.7の操作を  行わないと参照/変更ができないレジスタについて、LCR.7の操作を行わな  くともsfrコマンドでこれらのレジスタを参照/変更できるようになりまし  た。  ●不具合修正 ・Vr4131-TPにおいて、CPUがBigエンディアンの時に、sfrコマンドが正常に  動作していなかった不具合を修正しました。 ・Vr4122-TPおよびVr4131-TPにおいて、sfrコマンドがデッドロックすること  があった不具合を修正しました。 ・Vr系-TPとMIPS32_4Kc-TPにおいて、CONFIGレジスタの内容が正常に維持され  ない場合があった不具合を修正しました。 ・Vr系-TPにおいて、ind/outdコマンドが使用できなかった不具合を修正しま  した。 5.06.00 2002/05/02  ★新規プロダクト ・NU85E-TPをサポートしました。NU85E-TPはNB85E-TPのライセンスで使用で  きます。 ・V850ES/SA3-CBをサポートしました。 ・V850E/yyy-IEとV850E/zzz-IEをサポートしました。 ・V850E/IA1-NPをサポートしました。このプロダクトは、NEC社製『Starter  Kit V850E/IA1』と接続するためのものです。 ・V831/2-TPおよびMIPS32_4Kc-TPにおいて、RTE-2000-TP対応しました。  ●機能追加 ・Vr4131-TPにおいて、ES2.2のCPUをサポートしました。 ・RTE-NBD2において、リアルタイム転送機能を追加しました。 ・ARM946ES-TPにおいてIntel系のフラッシュROMのサポートを追加しました。  ●-TPシリーズ ・NB85E-TP、Vr5500-TP、ARM946ES-TPにおいて、RTE-2000-TPの外部バス・  トレース機能をサポートしました。 ・ARM946ES-TPにおいて、32Bitのメモリ・リード/ライトを高速化しました  (従来比約4倍)。 5.05.00 2002/01/19  ★新規プロダクト ・Vr5500-CBをサポートしました。 ・Vr5500-TPをサポートしました。Vr5500-TPはライセンスが必要です。 ・MIPS32_4Kc-TPをサポートしました(暫定対応)。MIPS32_4Kc-TPはライセン  スが必要です。 ・Vr4131-TPをサポートしました。Vr4131-TPはライセンスが必要です。 ・Vr4181A-TPをサポートしました。Vr4181A-TPはライセンスが必要です。 ・V850ES/SA3-CBをサポートしました(暫定対応)。 ・ARM946ES-TPをサポートしました。ARM946ES-TPはライセンスが必要です。  ●全般 ・Windows XP ProfessionalとWindows XP Home Editionをサポートしました。  ただし、Windows XPの高速ユーザ切り替え機能はサポートしていません。  したがって、同時に複数のユーザでRte for WIN32を使用しないで下さい。 ・RTE-2000-TPに対応しました。現在RTE-2000-TPで使用できるプロダクトは、  次のとおりです。   Vr5432-TP,Vr5500-TP,Vr4122-TP,Vr4131-TP,Vr4181A-TP,NB85E-TP,   ARM946ES-TP  ●V850-IEシリーズ ・V850-IE系において、mapコマンドで表示される内容のうちinternalの直前の  ブロックのレングスの表示に誤りがあったのを修正しました。  ●V850E-IEシリーズ ・V850E-IEシリーズにおいて、execをE5.41bからE5.60cにバージョンアップし  ました。また、ターゲットが接続されていない場合でも、mapコマンドで  target属性を割り付ける事が出来るようになりました。  ●V850E/IA1-IE ・V850E/IA1-IEにおいて、デバイスファイルをV1.21に入れ替えました。これ  に伴い、sfrコマンドで指定するレジスタの一部が読み出し専用になり、  sfr2コマンドで指定するレジスタ名称が一部変更になりました。  ●V850E/xxx-IE ・V850E/xxx-IEにおいて、sfrコマンドおよびsfr2コマンドのレジスタの一部  が追加/削除されました。またsfr2コマンドにおいて、M_DATA010レジスタ  のアドレスが修正されました。  ●-TPシリーズ ・NB85E-TP,Vr4122-TP,Vr5500-TP,ARM946ES-TPにおいて、ROMのキャッシュ領  域で、ソフトウェアBPが正常に動作しなかったのを修正しました。  ●Vr4122-TP ・Vr4122-TPにおいて、cacheinitコマンドが正常に機能しなかったのを修正し  ました。 5.04.00 2001/05/26  ●Vr5432-TP ・Vr5432-TPにおいて、Readyが返らない領域にアクセスした時にデッドロック  してしまっていた不具合を修正しました。 ・Vr5432-TPにおいて、初期化時にJTAGクロックの周波数を25MHzから順に下  げて行き、動作する周波数を探すように改定しました。その結果、ターゲッ  トによって、起動時のJTAGクロックの周波数が従来の12.5MHzから25MHzに  引き上げられます。  ●Vr4122-TP ・Vr4122-TPにおいて、ES3.1のCPUに対応しました。 ・Vr4122-TPにおいて、初期化時にJTAGクロックの周波数を25MHzから順に下  げて行き、動作する周波数を探すように改定しました。その結果、ターゲッ  トによって、起動時のJTAGクロックの周波数が従来の12.5MHzから25MHzに  引き上げられます。  ●Mips系-TP ・RTE-1000-TPを使用したときに、romコマンドを発行するたびにromのエン  ディアンがトグルしてしまっていた不具合を修正しました。  ●V850E/xxx-IE ・V850E/xxx-IEにおいて、RUN中の時間測定機能(timeコマンド)を追加しまし  た。 ・V850E/xxx-IEにおいて、DIP-SWの7番をOFFに設定すると、RTE-NBD2がChkRte  でタイムアウトエラーになる不具合を修正しました。  ●V850E-IE,V850-IEシリーズ ・V850E/PS1-IEにおいて、sfr2コマンドを追加しました。また、sfrコマンドの  レジスタの一部を削除しました。 ・V850/SA1-IEにおいて、sfrコマンドのレジスタ名を一部変更しました。 5.03.00 2000/12/22  ●新規プロダクト ・V850E/PS1-IEをサポートしました(暫定対応)。 ・V850E/PS1-NBDをサポートしました。V850E/PS1-NBDはライセンスが必要で  す。 ・V850E/xxx-IEをサポートしました。 ・V850E/xxx-NBDをサポートしました。V850E/xxx-NBDはライセンスが必要で  す。 ・V850E-SIM(V850E/xxx)をサポートしました。V850E-SIM(V850E/xxx)はライ  センスが必要です。  ●NB85E-TP ・NB85E-TPにおいて、初期化時にJTAGクロックの周波数を25MHzから順に下げ  て行き、動作する周波数を探すように改定しました。その結果、ターゲッ  トによって、起動時のJTAGクロックの周波数が従来の12.5MHzから25MHzに  引き上げられます。  ●Vr4122-TP ・Vr4122-TPにおいて、ES2.1およびES3.0のCPUをサポートしました。  "VR4122-TP(32Bit)"は、ES3.0より新しいCPUをサポートします。制限事項  はありません(暫定対応)。  "VR4122-TP(32Bit-ES3.0)"では、ES3.0以降のCPUをサポートします。  CPUのトレース・クロックをJTAGのクロックとして使用します。envコマン  ドでトレース・クロックの設定を変更しないでください。  "VR4122-TP(32Bit-ES2.1)"では、ES2.1とES3.0のCPUをサポートします。  個別対応用で、制限事項が非常に多くあります。通常は使用しないで下さ  い。  ●V850E-IEシリーズ ・V850E/MA1-IEおよび-CBにおいて、sfrコマンドのレジスタ名を一部変更しま  した。 ・V850E/IA1-IEにおいて、sfrコマンドとsfr2コマンドのレジスタ名を一部変  更しました。また、外部バス用エミュレーション・メモリにアクセスできな  かった不具合を修正しました。  ●V850-IEシリーズ ・V850/SB1-IEにおいて、ChkRteで選択する項目を内蔵ROM/RAM容量別にしまし  た。従来の"V850/SB1-IE"という選択項目はなくなりました。 ・V850/SBx-IEにおいて、V850/SB2もサポートしました。これにともない、SFR  コマンドにV850/SB2用のレジスタを追加しました。  ●その他 ・Vr5432-TPおよびVr4122-TPにおいて、LAN-BOXで正常に動作しない事があっ  た不具合を修正しました。 5.02.0 2000/08/17  ●Vr5432-TP ・1000-TP使用時に、ユーザ・メモリへのダウンロード/アップロード/ フィルの速度が5.8〜6.3倍高速になりました(PCI-I/Fカード)。 ・エミュレーション・メモリへのダウンロード/アップロードの速度が 約2.8倍高速になりました(PCI-I/Fカード)。 ・トレース結果の表示でEXPパケットの解析に誤りがあったのを修正しま した。 ・ブレーク中にユーザがコンペア・レジスタの値を変更しない限り、Run 時にコンペア・レジスタへ値を設定しないようになりました。  ●NB85E-TP ・1000-TP使用時に、ユーザ・メモリへのダウンロード/アップロードの 速度が1.5〜4.3倍高速になりました(PCI-I/Fカード)。 ・エミュレーション・メモリへのダウンロード/アップロードの速度が 約2.8倍高速になりました(PCI-I/Fカード)。 ・RESETZ,STOPZ,HOLD(VAREQ)信号のマスクが正常に機能していなかった不 具合を修正しました。  ●V831/2-TP ・1000-TP使用時に、ユーザ・メモリへのダウンロード/アップロードの 速度が1.6〜2.7倍高速になりました(PCI-I/Fカード)。 ・エミュレーション・メモリへのダウンロード/アップロードの速度が 約2.8倍高速になりました(PCI-I/Fカード)。  ●V850E/IA1-IE ・sfr2コマンドを追加しました。  ●その他 ・WindowsNT4において、複数のPCIバスを有するパソコンで、PCIカードが 認識出来なかった不具合を修正しました。 ・WindowsNT4において、Card Executive 2.0 for NT がインストールされ ているとPC-Cardインターフェースを認識できなかった不具合を修正しま した。 ・Partnerのメモリ・フィル・コマンドにおいて、レングスに64Kbyteより 大きな値を指定した時に、メモリ・フィルが正常に行えない不具合を修 正しました。 5.01.00 2000/05/02 ・V850E/IA1-IEにおいて、ハードウェアRev.1.0に対応したプロダクトを  『V850E/IA1-IE(Old_Type)』に変更し、Rev.2.0以降に対応したプロダ クトを『V850E/IA1-IE』として追加しました。 ・Vr4120-TPをサポートしました(暫定)。Vr4120-TPはライセンスが必要 です。 ・NB85E-TPにおいて、トレース・ユニットを内蔵していないCPUの場合に、 ChkRteがエラーになってしまっていたのを修正しました。 5.00.00 2000/04/16  ●ライセンス ・V30MZ-TP , V831/2-TP , Vr5432-TP , NB85E-TP , V850E/IA1-NBD の各  プロダクトを使用する場合は、ChkRte2.exeによるライセンスの設定が  必要になりました。  これに伴い、ChkRteはChkRte32.exeからChkRte2.exeへ変更しました。  本体にRTE-V831/2-TPをご使用の場合、V831-TPもしくはV832-TPを選択 した時にChkRte2の表示が『ライセンスが無効です』と表示されていて も、ライセンスを設定せずにご使用になれます。  ●新規プロダクト ・Windows2000に対応しました。 ・V831/2-TP,NB85E-TP,Vr5432-TPにおいて、RTE-1000-TPをサポートしまし  た。  ●V831/2-TP,NB85E-TP,Vr5432-TPシリーズ共通 ・Partner使用時に、FlashROMへの書き込み機能をサポートしました。 ・NSBP,NSBPD,NROM,NROMDコマンドを追加しました。  ●NB85E-TP ・NB85E-TPにおいて、256Mbyteモード時に、ブレークの際に余分なメモリ  リード・サイクルが発生する場合があったのを修正しました。 ・NB85E-TPにおいて、256Mbyteモード時で外部I/O領域がアドレス空間の後  半に割り付けられている時に、デバッガから正常に外部I/O領域がアクセ  ス出来なかった不具合を修正しました。 ・NB85E-TPにおいて、キャッシュのモードがライトスルーの時に、キャッ  シュ・フラッシュ操作時に、タグのクリアのみ行いキャッシュ・フラッ  シュを行わないようにしました。  ●V850E-IEシリーズ ・V850E-IEシリーズにおいて、起動時およびリセット時にr3(sp)レジスタ  を初期化するように変更しました。 ・V850E-IEシリーズにおいて、Run中にトレース終了が通知されない不具合  を修正しました。また、Partnerとの組み合わせにおいて、Run中に行った  トレース・オンが正常に機能しない事があったのを修正しました。  ●V832-TP ・V832-TPにおいて、トレース中のHALTによってCPUがデッドロックした場合、  強制ブレーク出来るようになりました。 4.37.00 1999/12/16  ●新規プロダクト ・V850E/MA1-IEをサポートしました。 ・V850E/IA1-NBDをサポートしました。  ●NB85E-TP ・NB85E-TPにおいて、命令長が6バイト以上の命令のトレースの逆アセンブル  表示が正しく無かった不具合を修正しました。 ・NB85E-TPにおいて、シングル・ステップが正常に動作しなかった場合が  あったのを修正しました。 ・NB85E-TPにおいて、ブレーク時にデータキャッシュの内容がライトバック  されずクリアされていた不具合を修正しました。 ・NB85E-TPにおいて、ブレーク時にDCCレジスタの値がクリアされていた不具  合を修正しました。また、データキャッシュ・フラッシュ時にタグもクリア  するように修正しました。 ・NB85E-TPにおいて、データトレースのデータ値の表示が正しくなかった  不具合を修正しました。  ●-TP シリーズ ・NB85E-TP,Vr5432-TPおよびV831/2-TPにおいて、RTE-100-TP(8Mbyte)  を使用した時、エミュレーションROMの大きさの指定が最大32Mビットに  なりました(RTE-100-TP(8Mbyte))。 ・Vr5432-TPにおいて、高速ダウンロード・モードが追加になりました。  また、cacheinitコマンドが追加になりました。キャッシュの初期化が  何らかの方法で行われる前に、キャッシュ領域に対してメモリ・オペ  レーションを行う場合、cacheinitコマンドを発行する必要があります。  ●その他 ・Mips系の-PCおよび-CBシリーズにおいて、CPUのモードがBigの時Multi  のプロファイルが正常に表示されなかったのを修正しました。 4.36.00 1999/09/17  ●新規プロダクト ・Vr5432-CBをサポートしました。 ・KIT-Vr5400-TPにおいてVr5432-TPをサポートしました。  プローブとしてRTE-200-TPが必要です。 ・KIT-NB85E-TPにおいてNB85E-TPをサポートしました。  プローブとしてRTE-100-TPが必要です。 ・V850E/IA1-IEをサポートしました。 ・V850/GW1-IEをサポートしました。 ・V833-PCをサポートしました。  ●Vr5464-TP ・Vr5464-TPにおいて、トレース・トリガがかからない不具合を修正しまし た。  ●-TP シリーズ ・V831/2-TP、Vr5464-TP、NB85E-TPにおいて、jreadコマンドのスタートアド レスが4n+0以外の時に、読み出した値が間違っていたのを修正しました。  ●注意事項 ・NB85E-TP/CB、V850E/IA1-IEなどのV850E系のプロダクトをGreen Hills Software社のMultiでご使用になる際は、rteservのRel4.0.3以降のバージョ ンをご使用ください。Rel4.0.3より前のバージョンですと、CTBP,CTPC, CTPSWの各レジスタの値が正しく表示されません。 ・rte4w32のV4.36のBeta版をご使用の方は、Beta版をアンインストールして から、リリース版をインストールしてください。 4.35.00 1999/05/01  ●新規プロダクト ・RTE-Vr5464-PCをサポートしました。  デバッガとしてMultiをご使用になる場合は、V1.8.9のポイント・リリース  285(pr285)以降のバージョンをご使用になって下さい。 ・RTE-V850E/MA1-CBをサポートしました。 ・RTE-NB85E-CBをサポートしました。 ・RTE-V830R/NV-CBをサポートしました。 ・RTE-V850/SB1-IEをサポートしました。 ・KIT-Vr5464-TP(32Bit)をサポートしました(暫定対応)。  プローブとしてRTE-200-TPが必要です。  デバッガとしてMultiをご使用になる場合は、V1.8.9のポイント・リリース  285(pr285)以降のバージョンをご使用になって下さい。 ・KIT-V830R/NV-TPをサポートしました(暫定対応)。  プローブとしてRTE-100-TPが必要です。  ●RTE-PC Mips系 ・RTE-PCシリーズのMips系で、ioreadコマンドとiowriteコマンドがCPUの  モードがBigの時に正常に動作しなかった不具合を修正しました。  ●RTE-PC V85x系とV850E/MS1 ・RTE-V850-PCシリーズおよびRTE-V850E/MS1-PCにおいて、ioreadコマン  ドとiowriteコマンドを追加しました。ioreadコマンドおよびiowriteコ  マンドは、メモリ・アクセスの際のアクセス・サイズを制御出来るコマ  ンドです。 メモリマップドI/Oにアクセスする時に使用します。  ●RTE-IE V85x系 ・RTE-V850-IEシリーズにおいて、rte4w32のtraceコマンドでのトレース  表示時の逆アセンブルのバイナリの並び順を修正しました。 ・RTE-V850-IEシリーズにおいて、timeコマンドのデフォルト値をプロー  ブごとに適正値になるように修正しました。 ・RTE-V850-IEシリーズにおいて、ftimeoutコマンドを増設しました。  ftimeoutコマンドで、メモリ・フィルを行う時のモニタ・タイムアウト  時間を制御する事が出来ます。  通常はデフォルトの設定のままでご使用下さい。V850/SA1などのCPUで、  CPUの動作周波数が非常に低い(1MHzを下回る程度)場合などに、デフォ  ルト値より大きな値を設定して下さい。  ftimeoutで設定する数値は32Bitアクセスで0x1000バイトをフィルする  時のタイムアウト時間の秒数です。デフォルトでは"0.6"に設定されて  おり、これは0x1000バイトのフィルに、アクセス・サイズが32Bitであ  れば0.6秒のタイムアウト時間を適用、アクセス・サイズが8Bitであれ  ば2.4秒(0.6×4)を適用する事を示します。  ●RTE-TP V83x系 ・RTE-V831/2-TPにおいて、完全トレースモードに対応しました(rte4w32  のコマンドを使用する場合、tronコマンドで、!realを指定)。  完全トレースモードを有効にすると、CPU内部のトレース用FIFOのオー  バーフローが発生しなくなり、プログラムの動作状態が全てトレース出  来るようになりますが、プログラムがリアルタイム実行ではなくなりま  す。  これは、完全トレースモードでは、CPU内部のFIFOがいっぱいになる直前 にブレークが発生し、その後ソフト処理により自動的に継続実行がされ るためです。パソコンの処理能力にもよりますが、リアルタイム実行の 10倍以上遅くなります。 完全トレースのためのブレークが発生するのは、トレース・データを 取り込んでいる時のみです。したがって、トレースがOFFの時や、delay モードで指定されたサイクル数の取り込みが終了した以降では、完全ト レースのためのブレークは発生しません。 ・RTE-V831/2-TPにおいて、envコマンドにベリファイ・モードの指定が追  加になりました。この機能は、メモリへの書き込みの際に、書き込み後  読み出して、書き込みに成功しているかどうかを検査します。  この時、ベリファイのために使用されるメモリのリードでは、該当領域  がROMエミュレーションされているアドレスでも、必ずCPUによるメモリ  リードを使用します。  この機能は、エミュレーションROMの割り付け設定の間違いを発見する目  的で使用できます。  ROM領域にダウンロードする際に、ベリファイをONにしておくことで、エ  ミュレーションROMの割り付け設定が間違っている場合、ベリファイ・エ  ラーが発生し、エミュレーションROMが正しく割り付けられていない事が  分かります。 ・RTE-V831/2-TPにおいて、abpdコマンドが正常に動作していなかったのを  修正しました。 ・RTE-V831/2-TPにおいて、abpの削除が正常に出来なかったのを修正しま  した。 ・RTE-V831/2-TPにおいて、シングル・ステップ時に割り込みをマスクする  ように変更しました。 ・RTE-V831/2-TPにおいて、HALTおよびSTBY命令をシングル・ステップしな  いように変更しました。この命令をシングル・ステップしようとすると  エラーになります。 ・RTE-V831/2-TPにおいて、シングル・ステップでブレークしない場合、自  動的に強制ブレークをかけるように変更しました。 ・RTE-V831/2-TPにおいて、シングル・ステップでエラーが発生した時、  ハードウェアBPの状態が不正になる事があったのを修正しました。 ・RTE-V831/2-TPにおいて、rte4w32のtraceコマンドでのトレース表示時の  逆アセンブルのバイナリの並び順を修正しました。 ・RTE-V832-TPにおいて、内蔵命令RAM(以降IIRAM)操作用ワークRAMの設  定をenvコマンドに追加しました。IIRAMの参照/変更をする場合、前もっ  てenvコマンドでのワークRAMの設定が必要になります。  V832-TPでは、内蔵命令RAM(以降IIRAM)の内容を参照/変更する際に  ワーク用RAMが必要になりました。 ワーク用RAMには32バイト必要で、  内蔵データRAMを指定することは出来ません。  設定方法は2種類あり、1つは任意のアドレスを指定する方法("env  iaddr xxxx")、もう1つはstackを指定する方法("env istack")です。  いずれを指定した場合でも、IIRAMの操作後にメモリ内容は元のデータ  に戻しますので、データが壊れることはありません。  また、プログラムのダウンロードの対象にIIRAMが含まれる場合、ワー  ク用RAMはダウンロード時に既に読み書き出来る状態でなければなりま  せん。  ●RTE-IE/TP ・RTE-IEおよびRTE-TPシリーズにおいて、exit()の引数が正常にMultiに渡  らなかったのを修正しました。  ●全般 ・『RTE for WIN32』のインストール先として、半角スペースが含まれる  ディレクトリが使用できなかったのを、使用できるようにしました。 ・symfileコマンドで読み込めるシンボルの数の上限を8150個から32760に  しました。 ・symfileコマンドで読み込む際に、MultiのV1.8.9が生成した一部の長い  シンボル名を省略して読み込むように修正しました。  MultiのV1.8.9では、V1.8.8と異なり、一部のシンボル(スタティック  な変数や関数)にソース・ファイルの絶対パス名が含まれるようになり  ました(実際には絶対パス名を変換したもの)。 これにより、コンパ  イルした環境によってはシンボルの文字数が非常に大きくなる場合があ  ります。  rte4w32では、シンボルの文字数が非常に大きくなるのを防止するため、  この様なシンボルは、V1.8.8と同様のシンボルになるように、シンボル  を省略して読み込むようにしました。  具体的には、シンボルに含まれるソース・ファイルの絶対パス名(ディ  レクトリ名+ファイル名)からディレクトリ名を取り去るようにしまし  た。  (例) V1.8.9のシンボル→_ChkAll..D.3A.5CV831.2EPC.5CCHKPRO.5Cchkpro. 変換後のシンボル→_ChkAll..chkpro.  これにより、異なるディレクトリに同じファイル名のソースんファイル  があり、更にそのファイル中に同じスタティックなシンボルがある場合、  どちらかのシンボルのみ有効になります。この様な2つのシンボルを区  別しなければならない場合、ファイル名を変更して下さい。 4.34.00 1998/12/03 ・RTE-V832-TPにおいて、ES2.0もしくはES2.1のCPUに対応するための  特別なコマンドを追加しました。 ・RTE-V853A-IEをサポートしました。 4.33.00 1998/10/16 ・RTE-V83x-TPにおいて、デバッガからのメモリ/I/Oアクセス時に  タイムアウトが正常に働いていなかったのを修正しました。 4.32.00 1998/08/27 ・RTE-V85x-IDB/NBDにおいて、CPUが160Pinタイプの時にChkRTE32が  『CPUが違います』というエラーになってしまっていたのを修正しま  した。  この不具合は、Ver.4.24以降で発生していました。 4.31.00 1998/07/31 ・サポートOSにWindows98が加わりました。 V4.30で新たに発生した以下の3つの問題を修正しました。 ・NEC PC-9800で、ChkRTE32でPC-Cardの項目が表示されなかったのを 修正しました。 ・一部のNEC PC-9800で、ChkRTE32を起動すると保護例外が発生してい  たのを修正しました。 ・NEC PC-9800で、setup.exeのデフォルト・インストール・ディレク  トリのドライブがA:にならなかった事を修正しました。 4.30.00 1998/07/17 ・インストーラ(setup.exe)が新しくなりました。 ・WindowsNTではAdmin権限がない場合、インストール出来なくなりま  した。 ・PC/AT互換機(DOS/V機)のWindowsNT4.0で、PC-Cardインターフェース      がサポートされました。  WindowsNT4.0でPC-Cardを使用する場合は、インストール時にPC-Cardの  ドライバをインストールするオプションを選んで下さい。 ・Windows95で、PC-Cardのアドレスを自動的に取得するようになりま  した。 ・Chkrte32で表示されるインターフェース・カードの名称を以下の  ように変更しました。 旧 新 ------------------------------------------------------------- "PC Card (I/O ポート)" "PC Card" "Host Card (I/O ポート)" "ISA I/F"  (パソコンがPC/ATの時) "C-BUS I/F"(パソコンがNEC98の時) "PCI Host Card" "PCI I/F" "TCP/IP" "LAN-BOX" ・RTE-V850-IEシリーズにおいて、LAN-BOXで使用した時に初期化エラーで  起動しない事があったのを修正しました。この問題は、Ver.4.24とVer. 4.25で発生していました。 4.25.00 1998/06/23 ・RTE-TPシリーズおよびRTE-IDB/NBDシリーズにおいて、PCI-HOSTカード  との組み合わせで動作しなかった不具合を修正しました。 4.24.00 1998/06/15 ・RTE-V832-PCをサポートしました。 ・RTE-V832-TPをサポートしました。 ・PCIバス用ホストカードをサポートしました。 ・RTE-V831-TPにおいて、ABP(アクセス・ブレーク)でブレークした  後、アクセス・ブレーク・ポイントを有効にしたまま継続して実行 もしくはシングル・ステップを行うと、1命令も実行せずにブレーク してしまっていた不具合を修正しました。 ・RTE-V831-TPにおいて、トレースの表示で分岐先アドレスの解析を  間違える事があったのを修正しました。 ・RTE-V830-PCにおいて、ROMのバージョンがVer.2.00以上に対応しま  した。 ・RTE-V831-PCにおいて、ROMのバージョンがVer.2.00以上に対応しま  した。 ・RTE-V850E/MS1-PCにおいて、ROMのバージョンがVer.2.00以上に対応  しました。 ・RTE-V850-IEシリーズ、RTE-V831-TP、RTE-V30MZ-TP、RTE-V85x-  IDB/NBDにおいて、ダウンロード等のパフォーマンスが改善され  ました。 4.23.00 1998/05/09 ・RTE-V850-IEシリーズにおいて、メモリ・データのキャッシングの際に、  アドレスのA[31:24]をマスクするように修正しました。  (スタック・ポインタが0x1000000以上のアドレスに配置されている   ユーザプログラムを、PARTNERを使用してデバッグした時にシングル   ステップなどの動作が遅くなっていました) ・RTE-V85x-IDB/NBDにおいて、CPUがV85xのES4.0の時にCPUを認識しなかっ  たのを修正しました。 4.22.00 1998/01/09 ・RTE-V850E/MS1-PCにおいて、SFRコマンドにRWCレジスタを追加  しました。 4.21.00 1998/01/06 ・RTE-V850E/MS1-PCにおいて、SFRコマンドでデータサイズが8Bit以外  の時に、正常に読み書き出来ない事があったのを修正しました。 ・RTE-V831=TPにおいて、トレースの表示でTRAP命令の実行が正しく  表示されなかったことを修正しました。 ・RTE-V831-TPにおいて、Traceコマンドのバスデータが、下位8ビット  だけしか表示されなかった不具合を修正しました。 ・RTE-V831-TPにおいて、TRAP命令のシングルステップを行うと、例外  処理から戻ってきたところでブレークしてしまう不具合を修正しま  した。 4.20.00 1997/12/15 ・Green Hills Software 社のMulti向けに新しいAPIを追加しました。  Multi用Midasサーバー(rteserv)のRelease3.0.2以降は、この新しい  APIを使用するためRTE4W32のV4.20以降でないと動作しません。 ・RTE-V831-TPを追加しました。 ・RTE-V30MZ-TPを追加しました。 ・RTE-V850/SA1-IEを追加しました。 ・RTE-V850E/MS1-PCを追加しました。 ・RTE-Vr4310-PCを追加しました。 ・RTE-Vr4300-PCおよびRTE-Vr4100-PCにおいて、V4000から拡張された命  令やレジスタがMulti上で表示されるようになりました。 ・SFRコマンド、IOREADコマンド、IOWRITEコマンドを持つRTE-PCシリー  ズで、これらのコマンドでデータサイズが8Bit以外の時に、正常に  読み書き出来ない事があったのを修正しました。 ・RTE-V85X-IDB/NBDにおいて、fread/fwriteコマンドや、NBD-Manager  のアドレス指定で、A[24:31]がゼロ以外のアドレスを指定した時に  "Address value out of range"になってしまっていたのを修正しまし  た。 ・RTE-V850-IEシリーズにおいて、Green Hills Software 社のMulti用  Midasサーバー(rteserv)のTARGETウィンドウで"help"コマンド実行する  とページ違反でrteservが落ちてしまうのを修正しました。 4.15.00 1997/08/05 ・RTE-V85X-IDB/NBDにおいて、ev[1|2]コマンドのデータの設定で、  不一致(!)を指定した時、画面の表示では不一致ではなく一致として  表示されていたのを修正しました。  また、アドレス条件およびデータ条件の不一致指定が保存パラメータ  として機能していなかったのを修正しました。 ・RTE-V85X-IDB/NBDにおいて、ブレーク時に"Cannot Break"エラーが  出る場合があったのを修正しました。 4.14.00 1997/07/07 ・RTE-V85X-IDB/NBDにおいて、CHKRTEでNBDの検査を行う時に、チュー  ニングRAMをCPUからアクセス可能としてマッピングしてチェックを  行っていたため、CPUが暴走してしまうことがあった不具合を修正し  ました。 ・RTE-V85X-IDB/NBDにおいて、tenvコマンドでチューニングRAMがOFFに  なっている時に、twriteコマンドでチューニングRAMに書き込むと、  それ以降のfreadでチューニングRAMが見えてしまう不具合を修正しま  した。 ・RTE-V85X-IDB/NBDにおいて、tronコマンドのdelay値が保存されず、  省略時に必ず0x1ffffになっていたのを前回の入力値が保存される様に  修正しました。また、delay値の初期値を0xffffに修正しました。 ・RTE-V85X-IDB/NBDにおいて、ev[1|2]コマンドで、データマスクのデ  フォルト値が0x0になっていたのを0xffffffffに修正しました。 ・sfrコマンドが使用できる全てのプロダクトにおいて、sfrコマンドの  パラメータでレジスタ名と"="の前にスペースを空けなければならな  かったのを、スペースがなくとも入力できるようになりました。 ・RTE-V830-PCおよびRTE-V831-PCにおいて、dctr,ictr,pllcr,cmcrの  各コマンドが"Command not found."になる不具合を修正しました。 4.13.00 1997/05/21 ・RTE-V85X-IDB/NBDにおいて、ev1およびev2を設定してもCPUからイ  ベントが出力されない場合があり、イベントによるトレーストリガ  やブレークが発生しないことがあった不具合を修正しました。 ・RTE-V85X-IDB/NBDにおいて、tronコマンドで設定されていないイベ  ント(ev1 or ev2)を記録サイクルに指定してもエラーが発生せず、  トレースの設定も行なわれなかった不具合を修正しました。 4.12.00 1997/05/15 ・RTE-VR4300/4100-PCおよびRTE-VR5000-PCにおいて、CPUをビッグ・  エンディアン・モードで使用している時に、ioreadコマンドおよび  iowriteコマンドで、サイズをshort(16bit)かlong(32Bit)を指定す  ると、データの上位と下位が入れ代わって読み書きされてしまう不  具合を修正しました。 ・RTE-V850-IEシリーズで、"stsr psw,rxx"からGo実行を開始するか、  もしくは同命令をシングル・ステップすると、r2およびr5レジスタ  の内容が壊れししまう不具合を修正しました。 ・RTE-V85X-IDB/NBDにおいて、RAMモニタ機能でスキャン中にタイムア  ウトが発生した時に、表示データのスキャン番号がずれてしまう不  具合を修正しました。(NBD-ManagerもVer.1.1以上にする必要があ  ります) ・RTE-V85X-IDB/NBDにおいて、ev1およびev2を削除しても、CPUからの  イベント出力が禁止されなかったのを、禁止されるように修正しま  した。 4.11.00 1997/04/10 ・RTE-V85X-IDB/NBDで、Multiのsrteservを起動後にNBD-Managerを立  ち上げると、その後のMulti側の操作で"ICEが制御できません"もし  くは"Can not control ICE"が発生することがあったので修正しまし  た。 4.10.00 1997/03/18 ・RTE-V85X-IDB/NBDがWindows NTで動作するように修正しました。 ・内部コマンドのsymfileで読み込むファイルを、Multiが出力する.sym  ファイルからELFファイルに変更しました。 ・RTE-V831-PCのSFRコマンドでDCレジスタがなかったのを修正しました。 ・RTE-V85X-IDB/NBDでアクセス・サイズにワードを指定したとき、Flash  -ROM領域へのダウンロードでベリファイ・エラーが発生していたのを  修正しました。 ・RTE-V85X-IDB/NBDで"ICEが制御できません"というエラーが出たとき、  "reset"によりこのエラーがクリアされるように修正しました。 ・インストールのときに、解凍されたファイルが、解凍したときの日付  でインストールされてしまうのを修正しました。 4.00.00 1997/02/28 ・初版