KIT-V850E/MA3-TP(-H) SPECIFICATION


<Hardware Specification>

エミュレーション部
対象デバイス
V850E/MA3
使用するRTE-TPの形式
RTE-2000-TP RTE-2000H-TP
JTAG-IFケーブル ( )内はオプション
RTE-NEC/MICTOR38-2K PB-JTAG-N-A36(72/144)
エミュレーション機能
CPU動作周波数 100KHz 〜 CPUの最大動作周波数まで*1
インターフェース JTAG/N-Wire
動作電圧 1.8V - 3.3V(5Vトレラント)*2 1.2V - 3.3(5Vトレラント)
JTAG CLK 100KHz - 25MHz
ブレーク機能
H/Wブレークポイント 2
S/Wブレークポイント*5 100(内蔵ROM領域は4ポイントまで)
ステップブレーク
マニュアルブレーク
ROMエミュレーション機能*6
ブロック内マップ機能(USER/EMEM) 64K-word
RAMとして使用
メモリ容量 8M - 128MByte
アクセスタイム ( )内はバーストサイクル時 35nS(30nS)*3
動作電圧 1.8V - 3.3V*2
電気的条件 LV-TTL,5Vトレラント*3
エミュレーション可能なROM数
DIP-32pin-ROM(8bit-ROM) 4(max)
DIP-40/42pin-ROM(16bit-ROM) 4(max)
拡張16bit-標準ROMコネクタ 4(max)
エミュレーション可能なROM容量(bit)
DIP-32pin-ROM(8bit-bus) 1M,2M,4M,8M(27C010/020/040/080)
DIP-40pin-ROM(16bit-bus) 1M,2M,4M(27C1024/2048/4096)
DIP-42pin-ROM(16bit-bus) 8M,16M(27C8000/16000)
拡張16bit-標準ROM(16bit-bus) 1M,2M,4M,8M,16M,32M,64M,128M,256M(32MByte)
バス幅指定(bit) 8/16/32
高速ダウンロード機能(PB-HSDL-50)
*4
端子マスク機能
NMI,INTWDG,WAIT-,HLDRQ,RESET-
実行時間計測機能 ( )内はJTAGCLK=25MHz時の値
分解能(nS)
最大計測時間(nS)
t = JTAGCLK周期の2倍(80nSec)
t * 231(約171Sec)

*1 100KHz以下でご使用の場合は、別途ご相談ください。
*2 2.3V以下で使用する場合、各ケーブルのDC特性にご注意ください。電気的に整合しない場合があります。
*2,3 RTE-2000(H)-TP+CBL-STD16-2Kを使用した場合の値です。
*4 高速ダウンロード機能をご使用になるには、オプションのPB-HSDL-xxが必要です。本KITでの対応状況は別途ご確認ください。
*5 S/Wブレークポイントの設定可能数は、デバッガに依存します。
*6 RTE-2000(H)-TPでは、E-MEM基板を最大4枚まで実装でき、その時の最大容量は128MByteです。
32bit幅では2枚、64bit幅では4枚必要です。8bitバス幅のROMでは、ROM1個に1枚必要です。




<Interface Specification>

接続信号一覧(従来型:KEL)

注意 新規の設計では、高速型(MICTOR)インターフェースのご使用を推奨します。

Pin番号 接続信号名 入出力(User Side) 処理(User Side)
A1 (TRCCLK) Output

OpenまたはGND

A2 (TRCDATA0) Output

OpenまたはGND

A3 (TRCDATA1) Output

OpenまたはGND

A4 (TRCDATA2) Output

OpenまたはGND

A5 (TRCDATA3) Output

OpenまたはGND

A6 (TRCEND) Output

OpenまたはGND

A7 DDI Input

4.7K - 10KΩプルアップ

A8 DCK Input

4.7K - 10KΩプルアップ

A9 DMS Input

4.7K - 10KΩプルアップ

A10 DDO Output

22 - 33Ωシリーズ抵抗(推奨)

A11 DRST- Input

4.7K - 50KΩプルダウン

A12 (DBINT) Input

Open

A13 MODE1 Input

4.7K - 50KΩプルダウン


Pin番号 接続信号名 入出力(User Side) 処理(User Side)
B1-B10 GND -----

GNDに接続

B11 NC. -----

Open

B12 NC. -----

Open

B13 VCCIO -----

IO系電源に直接接続(電源監視用)


備考
入出力(User Side) ユーザ基板側での方向です。
B13-VCCIO 当該信号とインターフェースするデバイスのIO用電源を直接接続してください。
信号名を( )で囲んだ端子 V850E/MA3では未使用です。

注意 コネクタや配線に関する事柄は、RTE-xxxx-TPのマニュアルを参照ください。



注意 RTE-2000H-TPでこのコネクタをご使用になる場合は、オプションのCBL-KEL26が必要です

接続信号一覧(高速型:MICTOR)
Pin番号 接続信号名 入出力(User Side) 処理(User Side)
1 GND -----

GNDに接続

3(A8) DCK Input

4.7K - 10KΩプルアップ

5(A9) DMS Input

4.7K - 10KΩプルアップ

7(A7) DDI Input

4.7K - 10KΩプルアップ

9(A10) DDO Output

22 - 33Ωシリーズ抵抗(推奨)

11 ----- -----

Open

13 ----- -----

Open

15 ----- -----

Open

17(A1) (TRCCLK) Output

OpenまたはGND

19(A6) (TRCEND) Output

OpenまたはGND

21(A2) (TRCDATA0) Output

OpenまたはGND

23(A3) (TRCDATA1) Output

OpenまたはGND

25(A4) (TRCDATA2) Output

OpenまたはGND

27(A5) (TRCDATA3) Output

OpenまたはGND

29 ----- -----

OpenまたはGND

31 ----- -----

OpenまたはGND

33 ----- -----

OpenまたはGND

35 ----- -----

OpenまたはGND

37 GND -----

GNDに接続


Pin番号 接続信号名 入出力(User Side) 処理(User Side)
2 GND -----

GNDに接続

4(B13) VCCIO -----

CPUのIO系電源に直接接続(電源監視用)

6(A11) DRST- Input

4.7K - 50KΩプルダウン

8(A12) (DBINT) Input

Open

10(A13) MODE1 Input

4.7K - 50KΩプルダウン

12 ----- -----

Open

14(B11) (EVTTRG) Output

OpenまたはGND

16(B12) ----- -----

Open

18 ----- -----

Open

20 ----- -----

Open

22 ----- -----

OpenまたはGND

24 ----- -----

OpenまたはGND

26 ----- -----

OpenまたはGND

28 ----- -----

OpenまたはGND

30 ----- -----

OpenまたはGND

32 ----- -----

OpenまたはGND

34 ----- -----

OpenまたはGND

36 ----- -----

OpenまたはGND

38 GND -----

GNDに接続


備考
入出力(User Side)はユーザ基板側での方向です。
Pin番号中の( )内はKELタイプのコネクタの相当ピンです。
信号名を( )で囲んだ端子は、V850E/MA3では未使用です。



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